BizArtsからのお知らせ

トピックス

新しいリベラルアーツ講座がリリースされました

「巨大化する中国経済はどこへ向かうのか ~世界経済と中国、10年後の可能性と課題~」

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新しいリベラルアーツ関連書籍がリリースされました

BizArts紹介映像

概要

~不確実性の時代を切り開く糧に~

 当たり前と思っていた生活様式、経済活動がコロナ禍によって一変しました。

 世界経済の先行きが不透明さを増し、これまでの価値観が変わりつつある今、ものの見方・考え方(パラダイム)を変えることが私たちビジネスパーソンには求められているのではないでしょうか。リベラルアーツを学ぶことで、さまざまなものの見方・考え方を養い、リーダーに求められる本質を見抜く力や時代を先取りする大局観を身につけて、不確実性の時代を乗り越える一助としていただければと思います。

(※)リベラルアーツは、哲学、宗教、歴史といった学問分野を学ぶ中で、視野を広げ、多角的かつ多面的な思考や判断軸を養うことを目的とした学問です。

多種多様なインプットがパラダイムシフトを可能にする

BizArtsとは

BizArtsとはリベラルアーツで学んだ教養・視座を、ビジネスに活かすためのオンライン教育サービスです。


BizArtsは次のような課題に対してお悩みに方にご活用いただいております!

  • ■ 幅広い知見を増やす習慣づけをしたい
  • ■ 新たな考え方を取り入れてビジネスに活かしたい
  • ■ リーダーに求められる本質を見抜く力や大局観を養いたい
  • ■ グローバルに仕事をする際のマインドセットを身につけたい

特徴

動画と文章で学ぶ

リモートワーク環境下の学習として最適

PC、タブレット、スマートフォンで、いつでもどこでも学べる学習環境を実現。文章と動画を組み合わせたリベラルアーツ講座を自分のペースで学べます!

動画と文章で学ぶ

本格派・ビジネス向け

東京大学教授を中心とした本格的な講座を収録!学術的な内容を学ぶだけでなく、仕事に活かせるエッセンスを加えた編集!

動画と文章で学ぶ

導入しやすいリーズナブルな価格

一部の社員だけが学ぶ、高価なリベラルアーツ研修ではなく、多くの社員が一斉に学べるリーズナブルな価格を実現!

動画と文章で学ぶ

豊富なメニュー

オンライン教育だけでなく、在宅研修カリキュラムとしてのカスタマイズや、集合研修との組み合わせなど、継続的な学びを支援する豊富なメニューを提供。

価格

■個人お申込み

月額 1,210円(税込)の会員制有償サービスで、ご契約中の期間内は全てのコンテンツを何度でもご利用いただけます。お支払いはクレジットカード払いのみとなります。

■法人お申込み

同一の企業内で社員用アカウントを申し込む際にご利用いただけます。お支払いは銀行振込となります。

詳細は以下よりお問合せください。

コンテンツ

リベラルアーツ

巨大化する中国経済はどこへ向かうのか

~世界経済と中国、10年後の可能性と課題~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

丸川知雄

東京大学社会科学研究所教授

丸川知雄

(受講者のレポート)
中国は、経済大国でありながら途上国、共産主義でありながら資本主義、都市部と内陸部の格差、と様々な顔を持つと言われます。私たちにとって、中国と全く関わらずにビジネスを行うことは不可能と言っても過言ではありません。日本で報道されていることが全てとは限らないですし、中国で報道されていることが全てとは限りません。ビジネスに正解はないと言われますが、中国とのビジネスにおいては俯瞰する視点と、目の前にある状況を丁寧に見定める視点を持つこと、両方がより重要になると感じます。このような講座のインプットをもとにしながら、最終的な自分なりの向き合い方をどう考えるのか、それが重要であると感じます。

リベラルアーツ

トランプからバイデンへ

~アメリカの内政・外交の変化と連続~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

久保文明

防衛大学校長

久保文明

(受講者のレポート)
2020年大統領選挙は、日本人である私から見ても非常に競争が激化したという印象を持ちました。講座の中でも触れられていたように、アメリカ合衆国会議事堂襲撃事件での暴力的な対立や死者を出すまでの出来事に発展してしまったことで、これまでの伝統とされていた「平和的な政権交代」が守られなかったことは、アメリカ国内においても衝撃的な出来事だったと考えます。他にもトランプ政権時に打ち出された政策の軸になったものはAmerica Firstや経済ナショナリズムで、諸外国との協力姿勢はあまり見られない内容でした。世界的に見てもトランプ政権は特徴的で、与えた影響は大きかったのだろうと思います。一方で、これほど印象的なトランプ政権であっても、ジェンダー別や人種別の支持政党の傾向には大きな変化がなく、長年の傾向が踏襲されていたことも今回の講座から分かりました。トランプという一個人のキャラクターに目がいきがちで、この4年間でアメリカは劇的に変化したと思っていましたが、変わらずに残った流れも多くあることが意外でした。今後もアメリカという一つの国を、トランプやバイデンの行動だけを見て判断せず、多角的な情報を収集することを心がけ、アンテナを張ることの重要さを改めて感じました。

リベラルアーツ

気候変動、サステナビリティそしてESG

~変革を迫られる企業経営~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

花崎正晴

一橋大学 名誉教授
埼玉学園大学経済経営学部 教授

花崎正晴

(受講者のレポート)
2021年11月、COP26が開催され、採択された成果文書「グラスゴー気候合意」では、産業革命前からの気温上昇は1.5度以内に抑える努力を追求すると明記されたことが大きなポイントであるとの報道を見かけました。しかし、先進国と新興国の対立が強く、当初文書に盛り込もうとしていた石炭火力の「段階的な廃止(phase-out)」について、文書内の表現を「段階的な削減(phase-down)」へ後退させていたことが印象的でした。今回の花崎先生の講座でも、COP21で採択されたパリ協定、G20の気候・エネルギー大臣会合などで先進国と新興国の取り組みに対する姿勢に対立がある中でも、気温上昇は1.5度以内に抑える努力をしないと海面上昇や異常気象が続くことを説明されていました。また、国際社会共通の目標としてSDGsを掲げて取り組みを呼びかけるなど、世界的にサステナビリティに対する関心が高まっており、取り組みの推進を求められていることは明白だと感じました。そのような情勢の中、サステナビリティの実現を求められた私たちの立場から考えるべきことは、気候関連財務情報開示タスクフォースや責任ある機関投資家の諸原則などが示す、企業に期待している情報開示や取り組みに対して真剣に向き合い、実行することだと思いました。求められた情報や取り組みに対する姿勢も含めた企業の価値を問われる時代になったことを考えさせられる、一つのきっかけとなりました。

リベラルアーツ

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

合原一幸

東京大学 特別教授

合原一幸

(受講者のレポート)
AIが意識を持ち人間を超え暴走するのではないか、AIが人間の仕事を奪うのではないかという、漠然とした不安に駆られることも少なくありません。しかし、AIが意識を持つには、人間の脳がどのように意識を持ち得るのか解明しなければ、AIに実装することは、できないという講座内のお話も冷静に受け止めておくべき観点だと感じます。自分が知らない分野に対し、変化を恐れてしまいますが、まずは知ろうとすること、視点を柔軟に変えていくことで、物の見え方が180度変わってくると思います。

他の講座を見る ▼

リベラルアーツ

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

月本雅幸

東京大学大学院
人文社会系研究科教授

月本雅幸

(受講者のレポート)
「何を目的として外国語を学ぶのか」を改めて考えるきかっけになりました。言葉を学ぶというのは、それを使って何かを表現することが目的であり、インプットした言語をアウトプットすることが重要です。「外国語が喋れるようになりたい」とただ漠然と思うのではなく、まず母国語で自分のどのような考えを伝えたいのかを考え、それを発信していこうとする熱量が外国語習得のカギになってくると感じました。

リベラルアーツ

多様な価値観の中で組織をまとめる

~ドイツの役割からEUの未来を考える~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

平島健司

東京大学
社会科学研究所教授

平島健司

(受講者のレポート)
Brexitや移民問題など、報道される内容のみでEUを捉えていました。コロナ禍における給付金一つとっても、ドイツはなぜあれほどスピーディに、個人事業主や芸術家までもが手厚い保障を受けられ、評価されているのか疑問でした。講座の中で、「ドイツは連邦制の仕組みを採用せざるを得なかった、それによって社会に対する均一のサービスを提供している」とありました。日々の報道の背景を知るきっかけになりました。

リベラルアーツ

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

川島真

東京大学大学院
総合文化研究科
国際社会科学専攻教授

川島真

(受講者のレポート)
ビジネスパートナーとして中国企業と接していると、報道されている中国のイメージとはかけ離れていると感じます。彼らは日本のことをよく知ろうとし、熱意を持って仕事に取り組んでいます。グローバルな現場で仕事を成功させるためには、溢れる情報を鵜呑みにせず、背景を見極める、相手の本当の姿を知ろうとすることです。戦略を考えるのはその次のステップだと思います。その大切さについて再確認することができました。

リベラルアーツ

希望と絆のつくり方

~Hope is a Wish for Something to Come True by Action~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

玄田有史

東京大学
社会科学研究所教授

玄田有史

(受講者のレポート)
私は今、リーダーの立場ですが、どのようにすれば、メンバーに希望をもってもらえるかが課題です。講座の中にある「希望は与えられるものではない」という言葉が印象的でした。希望を持てと一方的に言うのではなく、私自身が希望を持ち前向きに仕事をすることで、働くことに希望を感じてもらえるのではないかと思いました。

リベラルアーツ

岐路に立つ大国アメリカ

~トランプ政権成立の衝撃、およびその評価~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

久保文明

防衛大学校長

久保文明

(受講者のレポート)
アメリカという国の歴史、共和党・民主党の支持層、大統領選挙について、理解が深まりました。多種多様な人種、価値観の人々がいるアメリカにおいて、それらが混ざり合うのではなく、それぞれに存在しているアメリカというのは、日本人には理解しにくい感覚かもしれません。しかし、これからの日本における多様な働き方・雇用を考える上で、必要な視点なのではないかと感じました。

リベラルアーツ

今、宗教を見つめなおす時

~日本仏教と現世~

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

島薗進

上智大学大学院
実践宗教学研究科教授
同グリーフケア研究所所長
東京大学名誉教授

島薗進

(受講者のレポート)
日本にいると、宗教・信仰について質問を聞かれることは滅多にありませんが、海外で仕事をする際は、自分の信仰について質問されることが多くあります。日本人は無宗教かというとそうではなく、神道や仏教が日本人の価値観に影響していることは言うまでもありません。特定の宗教を信仰するか否かに関わらず、自国の文化がどのような思想の影響の受けているのか、自らの説明できるということの重要性を改めて感じました。

リベラルアーツ

多様であることを組織の成長に活かす

~目指すべき未来への投資~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

白波瀬佐和子

東京大学
大学院人文社会系
研究科教授

白波瀬佐和子

(受講者のレポート)
多様な社会に向かう上で、最も必要なことは一人一人の想像力なのだと感じました。現代社会において、LGBTへの理解や女性活躍推進、障害者雇用率の向上など多様性を受け入れる風潮はあるけれど、言葉だけが独り歩きしてしまい、実態の伴わない状況も多いのではないでしょうか。本来的には、知識として学ぶだけでなく、自らの発想や想像力を働かせ、理解しようとする姿勢こそが多様性の受容への第一歩なのだと思います。

リベラルアーツ

科学技術によるイノベーションと倫理との両立を考える

~いのちをつくってもいいですか~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

島薗進

上智大学大学院
実践宗教学研究科教授
同グリーフケア研究所所長
東京大学名誉教授

島薗進

(受講者のレポート)
人工知能の進化により、機械が人間の仕事を奪うのではないかと危惧する話題が増えています。科学技術の進化だけを追いもとめて宗教観、倫理観が置き去りになれば、人間が奴隷のように人工知能に使われる日が来るかもしれません。この講座を受けて、宗教観や倫理観が重要なことを改めて感じましたが、世界各国によって価値観は異なります。科学技術の暴発を防ぐという観点からも、世界の宗教観や倫理観を学ぶ大切さを実感しました。

リベラルアーツ

企業価値を高め、社会の発展に寄与する

~コーポレート・ガバナンスと経済社会のサステナビリティ~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

花崎正晴

一橋大学大学院
商学研究科 教授

花崎正晴

(受講者のレポート)
働き方改革やワークライフバランスの推進など最近注目されていますが、テレワークの推進やノー残業デーといった取り組みに一喜一憂するのでなく、企業活動の大きな流れをとらえた上で、個々の取り組みを考えるべきだと感じました。業務効率や生産性、利益追求だけではない、新たな企業・組織の在り方を、経営幹部だけでなく、私たち一人ひとりが考えていくべきだと感じましたし、部下にも考える機会を与えたいと思いました。

リベラルアーツ

今も世界に広がるユダヤからグローバル化を学ぶ

~ユダヤ人の生きてきた道 選びの民という選択~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

市川裕

東京大学大学院
人文社会系研究科教授

市川裕

(受講者のレポート)
海外赴任の際、ユダヤ人の知人から宗教は何かと聞かれ、無宗教だと答えると笑われた経験があります。その時は戸惑うばかりでしたが、ユダヤ教の思想を知っていたら、心に壁を作らず会話を楽しめたと思います。もしあの時と同じ状況になったら、私は八百万神の国の民であり、古くから海外の良いところを積極的に学び、自国に取り入れる能力にたけた伝統的日本人である。ユダヤ教の良さを学びたいので教えてほしい、と伝えたいです。

リベラルアーツ

西洋文明の成り立ちからグローバル社会を見つめなおす

~西洋における哲学と科学の誕生~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

納富信留

東京大学大学院
人文社会系研究科教授

納富信留

(受講者のレポート)
古代ローマ、アテネからの大きな流れの中で西洋文明が形成され、ヨーロッパの方は言語ではなく古典を学ぶことで西洋人になるという視点はとても新鮮でした。また、西洋文明を知り、世界の大きな歴史の流れの中での「日本」を捉え直すことで、グローバル社会における日本人として必要な視点を身に付けることにつながるのではないかと思いました。

リベラルアーツ

イスラームを学ぶ

~現代イスラーム世界の宗教文化と社会~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

小杉泰

京都大学大学院
アジア・アフリカ地域研究研究科教授
同附属ハダーリー・イスラーム文明研究センター長

小杉泰

(受講者のレポート)
イスラム教について、報道されているテロ事件などから、怖いという印象を持ってしまっていました。知らないことで、偏見や先入観を持ってしまう危険性を感じました。ビジネスの観点からしても、イスラム圏でのビジネス展開は人口の多さ、若者が多いという点でも大きなチャンスがあります。まだ知らないことばかりであると実感するとともに、文化や思想を知ろうとする姿勢を忘れてはいけないと思いました。

リベラルアーツ

日本のイノベーション

~組織とプロセスから見た弱みの克服~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

野城智也

東京大学生産技術研究所
教授

野城智也

(受講者のレポート)
エンジニアが常々思っていることを言語化している内容だと感じました。イノベーションの創出には、リスクに対してリターンを正しく評価する観点が重要であると感じます。新しいものを生み出す際に投資対効果をすぐに求められると、自由な発想が生まれません。現場に一定の権限を与え、若手社員にモノづくりや仕組みづくりができる環境を作ることも必要です。自社にとってイノベーション創出には何が必要なのか考えさせられました。

リベラルアーツ

数学的な思考から本質を捉える

~数学のエスプリ~

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

岡本和夫

東京大学名誉教授独立行政法人
大学改革支援・学位授与機構
理事

岡本和夫

(受講者のレポート)
どのような業種業態であっても、ビジネスの現場では様々な条件や利害関係が重なり、状況は複雑になってしまいがちです。ビジネススクールなどでは、問題解決のアプローチとして抽象化・概念化が求められます。この講座を受講して、そのようなアプローチの背景には数学的な思考があると感じました。数学というと、理系の人にしか関係がないと感じていましたが、ビジネススキルのベースには数学的な思考があると知りました。

リベラルアーツ

相手の立場に立って考える

~契約と企業組織の経済学~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

柳川範之

東京大学大学院
経済学研究科教授

柳川範之

(受講者のレポート)
契約というと、会社間の取引をイメージしていましたが、会社と従業員の相互関係の中にも契約があるということに気づかされました。「契約理論」は自分の労働実態と会社への影響や、自身が働きやすい環境を考えるという面にも着目しており、「働き方改革」に通じると感じます。今まで、「契約」は自分と関わりが薄いように感じていましたが、ビジネスに身を置く上で、深く関わってくるものだと気づきました。

リベラルアーツ

第二次グローバル化の未来

~グローバル化と鉄道車両:技術形成史の視点から~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

中村尚史

東京大学
社会科学研究所教授

中村尚史

(受講者のレポート)
講座の中で紹介されているイギリスの鉄道産業発展と衰退の考察も勉強になりましたが、今起きているグローバル化とは何なのか、グローバル化はいつまでも続くわけではないのだということを考えるきかっけにもなりました。先行きが不透明な現状に戸惑うのではなく、グローバル化と揺り戻しの歴史をきちんと知った上で、これから自分がどう振る舞うべきなのか考えたいと思いました。

リベラルアーツ

自由とは何か?基本理念と個人の責務を考える

~アメリカ経済社会の光と影~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

渋谷博史

東京大学名誉教授

渋谷博史

(受講者のレポート)
「自由=楽」と考える人は多いが、組織に所属し、ルールの中で生きるほうがよほど楽だと私は思います。自由を求め、組織を離れると今まで受けていたサポートは一切なくなり、何もかも自分で解決していかなくてはなりません。自由を求める人ほど考えを巡らせ、能動的に行動していかなくてはならないと思うのです。「自由=楽」ではなく「自由=努力」と改めて気づくことができました。

リベラルアーツ

組織を変える

~民主主義の作り方 アメリカ政治思想をヒントに~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:管理職・責任者

宇野重規

東京大学
社会科学研究所教授

宇野重規

(受講者のレポート)
IT業界では、実装・検証を重ねながら完成を目指す「アジャイル開発」が注目されています。講座を読み進めるうちに「プラグマティズム」という考え方が民主主義を支える考え方であり、アジャイル開発のような考え方のベースになっていることに気が付き、非常に驚きました。一見、関係もなさそうなものが、自身の仕事のベースになっているのだと知り、幅広い分野に興味を持つことの大切さを感じました。

リベラルアーツ

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

大路樹生

名古屋大学博物館
教授(館長)

大路樹生

(受講者のレポート)
一見、実社会とはかけ離れた研究であるように見えて、その手法や考え方はビジネス上の課題解決の手順と何ら変わらず、とても興味深く読み進めることができました。生物の生存戦略から、ビジネスの生存戦略を考える上で参考になり、新鮮な内容でした。長期的な視野に立ち、現代の不確実性の時代を乗り越えるには何が必要なのか考えていくべきだと感じます。

リベラルアーツ

ローマ史から現代を見る

~世界史の中のローマ史 言語・宗教・文化の交錯~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

本村凌二

東京大学名誉教授
博士(文学)

本村凌二

(受講者のレポート)
「ローマ人はオリジナリティーには欠けているが、自分たちが学んだものを洗練する能力には優れていた。このことは我々日本人と似ている。」という内容は今、私たちビジネスパーソンが持つべき視点なのではと思いました。ゼロから全く新しいものを生み出すことは容易ではありません。しかし、応用力を強みとすることもできます。現状に悲観するのではなく、自らの強みとは何なのか改めて考えるきっかけになりました。

リベラルアーツ

ローマ史から現代を見る

~神々と神 宗教を抜きに歴史は語れない~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

本村凌二

東京大学名誉教授
博士(文学)

本村凌二

(受講者のレポート)
「寛容の精神を無くした時に国の衰退が始まる」という言葉が最も印象的でした。ビジネスだけでなく、社会活動の中で相互理解は重要ですが、私自身、考えが合わない相手と積極的にコミュニケーションをとることは苦手です。しかし、この講座を読む中で、相手の考えを尊重した上で、自らの考えを伝える努力を怠ってはいけないと感じました。日々の行動で忘れてはいけない内容が多く含まれていました。

リベラルアーツ

グローバリゼーションの中の私たち

~古代日本人の軌跡に学ぶ~

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

月本雅幸

東京大学大学院
人文社会系研究科教授

月本雅幸

(受講者のレポート)
日本人が歴史上、いかに外国の文化や言語を取り入れることに対して貪欲であったかを知り、非常に興味深い内容でした。今はインターネットも発達し、海外とつながることもできます。しかし、私たち自身の興味・関心はこれまでの日本人の歴史からすると、希薄なものなのかもしれません。閉塞感を感じる現代ですが、私たちがやるべきことはまだたくさんあるのではないかと感じました。

リベラルアーツ

人間にとって<美>とは何か

~西欧の<美> 自然、誕生~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

小林康夫

青山学院大学院
総合文化政策学研究科特任教授
東京大学名誉教授

小林康夫

(受講者のレポート)
「美とは何か?」の問いに対して明確な答えを持っていませんが、「美しい」「綺麗」と感じる感性は異なる文化や国境を越える普遍的なものであると感じます。ビジネスでは拡大再生産するために、可視化し数式化しマニュアル化といった科学することが求められますが、突き詰めると差別化が難しくなり、限界を迎えつつあります。ビジネスが価値あるものとして存続するには、美を理解する普遍的な感性の獲得にあるように感じます。

リベラルアーツ

人間にとって<美>とは何か

~劇(ドラマ)、夜、運命、崇高~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

小林康夫

青山学院大学院
総合文化政策学研究科特任教授
東京大学名誉教授

小林康夫

(受講者のレポート)
これまで、絵画をドラマや舞台という視点で捉えたことはなく、絵画から深い問いや発見を試みることは無かったので新鮮な経験でした。「美」の捉え方が当時の哲学的な概念や、人々の考え方と大いに関連している点についても理解ができました。ZOZOTOWN前澤社長の話が例にあがっていたように、前衛的な絵を見て、自分なりの問いや発見を行い、想像力を鍛えるということが今後ビジネスパーソンにとって重要になると思います。

リベラルアーツ

人間にとって<美>とは何か

~欲望、表現、他者、出来事~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:すべての方

小林康夫

青山学院大学院
総合文化政策学研究科特任教授
東京大学名誉教授

小林康夫

(受講者のレポート)
絵画作品の時代背景や作者の意図・欲望を読み解くことで、絵画を深く読み解くことができたのは新しい発見でした。物事を固定化して見てしまいがちな我々に示唆を与えてくれたと感じます。講座の中で触れられていた「絵を感じるだけでなく、様々な仮説を立てながら読み解き、さらに深い感動を得る」といった、論理と感性を行き来する経験は、ビジネスの課題解決のヒントになるのではないかと感じました。

リベラルアーツ

舞台芸術の世界、その魅力を知る

~バレエの発祥と広がり、ロマンティック・バレエ~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:管理職・責任者

長野由紀

舞踊評論家

長野由紀

(受講者のレポート)
バレエというとロシアをイメージしますが、実際には様々な国から人を呼び集め、多様性を活かしていたことを知りました。また、フランスでは王立アカデミーが設立されて、バレエ技法が体系化され、その教育体系は世界に広がり、現在は世界各国で一流のバレリーナが生まれています。多様性を活かすことや、体系化し各国が切磋琢磨していくことで芸術文化の発展につながったことは、ビジネスにおいても参考になる視点だと感じます。

リベラルアーツ

舞台芸術の世界、その魅力を知る

~20世紀から現代、日本バレエの幕開け~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:管理職・責任者

長野由紀

舞踊評論家

長野由紀

(受講者のレポート)
「バレエ」という同じものを、別の国や地域へ導入することにより、また違った価値観や美学が生まれることを知りました。これは、海外から日本へ考え方や概念を輸入するときや、その逆のときにも言えることだと思います。様々な場面を想定して価値観を考えることにより、改めて価値観が定義され、より発展できるのだと考えます。また、このように検討することで「変わらない価値」も見えてくるのではないかと思いました。

リベラルアーツ

25年後の未来 500年後の未来

~世代史と世界史を架橋する歴史の尺度~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

吉見俊哉

東京大学大学院
情報学環・学際情報学府
教授

吉見俊哉

(受講者のレポート)
講座の中で、数週間、1年の単位で見ると劇的なスピードに思われる現在も、長期的にみると実は昔に比べて変化が遅いとありました。短期的な目線で感じている自分の考え・感覚は、別の視点から物事を見てみると実は異なるということを認識しておく必要があるのだと思いました。このことは、これからの私たちのビジネスを多角的に考える上でも必要な視点になるのかもしれません。

リベラルアーツ

劇的な変化の時代にお互いを理解する

~啓蒙と宗教を巡って~

グローバルな視点を身につける

受講推奨:管理職・責任者

中島隆博

東京大学東洋文化研究所教授

中島隆博

(受講者のレポート)
世界中の多様な価値観の中で、どのように振る舞うべきか。講座の中で、一つの価値観が優先されるのではなく、互いを尊重しながら理解し、交わる文化の中で、変化し続けることが重要だという点が印象的であった。グローバル社会での振る舞いももちろんだが、アフターコロナで働き方も変化していく中、固定観念に縛られるのではなく、異なる価値観を尊重し合う姿勢がこれからの時代を生き抜く鍵なのではないかと思う。

リベラルアーツ

自己を認識・理解する

受講推奨:管理職・責任者

小林康夫

青山学院大学院
総合文化政策学研究科特任教授
東京大学名誉教授

小林康夫

(受講者のレポート)
ビジネスの現場では合理的な判断が求められますが、戦略立案を行う上で、合理的な判断に基づくプランでは競合との差別化が難しく、今までも限界を感じていました。コロナショックもあり、まさに「カオス」な情勢ですが、カオスの中にいるからこそ理性を身につけることの必要性や、合理的な判断から排除した視点で物事を見る重要性を改めて感じました。様々なアプローチをし、もがくことが解にたどりつく唯一の方法だと思います。

リベラルアーツ

利益とモラルの両立から企業成長を考える

~資本主義と日本の儒教~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

中島隆博

東京大学東洋文化研究所教授

中島隆博

(受講者のレポート)
この講座は「儒教」を論じた内容なのかと思っていました。しかし、資本主義の暴走を抑止するアプローチの一つとしての宗教学を位置づけられていることや、モラルを保ちながらも利益を損なうことなく両立させるという点に新鮮さを覚えました。資本主義の暴走・限界は、ビジネスマンの多くが感じている問題ですが、誰も明確な解を持っていません。モラルと利益の両立を模索する姿勢こそが「現代の教養」なのではないと思います。

リベラルアーツ

経済社会とメディアの深い関わり

~メディア再帰社会のために~

社会・経済の仕組みを知る

受講推奨:すべての方

石田英敬

東京大学大学院
総合文化研究科教授
同大学院情報学環教授(兼担)

石田英敬

(受講者のレポート)
スマートフォンやパソコンは私たちの生活に欠かせないもので、コミュニケーションツールとしてなくなてはならない存在である。一方で、ネット上のデマや、SNSの炎上など、人を傷つける危険性もあることを自覚しなければならないと思う。便利さばかりに目が行きがちだが、メディアのもつ多様な側面をきちんと理解し、今後どう行動していくべきか考えるきかっけになった。

リベラルアーツ

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

島薗進

上智大学大学院
実践宗教学研究科教授
同グリーフケア研究所所長
東京大学名誉教授

島薗進

(受講者のレポート)
マレーシアでは、さまざまな人種の人が住んでいるため、日本人や欧州人といった異文化の流儀に合わせることがあり、キリスト教や仏教など、それぞれの宗教ごとに祝日が設けられている。国に来たのだから、その国のルールに合わせなくてはならない、ということではなく、受容して、彼らに合わせるという国は珍しいように感じた。さまざまな文化が交じり合う場合、新しく加わる人がルールを認識し、行動様式などを変えて、既存のルールを守るということを考えてしまう傾向がある。しかし、加わる側も受け入れる側も、お互いに歩み寄るという考え方は宗教に限らず、ビジネスの世界においても必要かもしれないと感じた。

リベラルアーツ

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

島薗進

上智大学大学院
実践宗教学研究科教授
同グリーフケア研究所所長
東京大学名誉教授

島薗進

リベラルアーツ

現代人にとって宗教とは何か

~社会における宗教との新たな関わり~

自己を認識・理解する

受講推奨:すべての方

島薗進

上智大学大学院
実践宗教学研究科教授
同グリーフケア研究所所長
東京大学名誉教授

島薗進

(受講者のレポート)
流動的な現代においては孤独感や不安に苛まれた時には、人は広義の宗教を求める傾向にあると感じる。それは集団や教義あるいは強いリーダから与えられるものだけが心の拠り所になるのではなく、自分自身にフィットする精神性や魂のようなものを求めるのではないだろうか。例えば、地縁・血縁などの強い繋がりだけでなく、弱い繋がりの横の関係から得られる連帯感や共感などから得られる癒しもあると思う。
この講座を読んで、仕事や家庭のことで忙殺される中、ともすると見失いがちな、自分の心の在り方を確認する必要があると感じた。教義に一定の距離感を置く人が増えてくると思うが、そういった人たちへの理解も必要になってくると思う。また自分の周りにある弱い繋がりや絆も改めて大切にしていきたい。

実学

経営の哲学

~繁栄発展への発想~

創業者から学ぶ

受講推奨:管理職

松下幸之助

松下電器産業株式会社
(現パナソニック株式会社)
創業者

松下幸之助

実学

創業者から学ぶ

受講推奨:管理職

稲盛和夫

京セラ株式会社 名誉会長

稲盛和夫

実学

経営の哲学

~なぜ経営をするのか~

創業者から学ぶ

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松下幸之助

松下電器産業株式会社
(現パナソニック株式会社)
創業者

松下幸之助

実学

日本航空の再建

-フィロソフィに基づく経営-

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受講推奨:管理職

稲盛和夫

京セラ株式会社 名誉会長

稲盛和夫

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活用イメージ

【導入例①】 全社員向けオンライン受講

■利用開始時期

2020年4月~

■導入目的

社員の見識を高めることも目的に、会社が提供するオンライン教育としてBizArtsの提供を開始。

自己研鑽という位置づけと、希望者が必要な講座を「選択して」受講するという掲載がフィットしていた。

■導入効果

社内の教育ポータルサイトにBizArtsへのリンクを追加するだけで、サービスを開始することができた。

開始1ヶ月で、約1000名の社員が受講を開始した。

リベラルアーツという分野で、社員に知見を拡げてもらうだけでなく、これまで社内教育を「受け身」の姿勢で受講する社員が多かったため、自分の意志で受講するスタイルは主体的に取り組む姿勢を養う上でも有用な機会になった。

■利用者の声

日頃、漠然と疑問や不安に思っていた出来事には、どのような背景や経緯があるのか、理解することができた。

イノベーションを推進する立場にあるが、新たな視点で物事を考える良いきっかけになった。

【導入例②】 全社員向けオンライン受講+選抜社員向け対面講義

■利用開始時期

2018年4月~

■導入目的

社員の見識を高めることを目的に、会社が提供するオンライン教育としてBizArtsの提供を開始。

全社員向けにオンライン形式で自由にリベラルアーツ講座が受講できる環境を用意。

また、各部門より自薦他薦された受講者に対しては、リベラルアーツの対面講義も提供。

全社員への学習機会の提供を行うとともに、選抜された受講者に対しては、より踏み込んだ講義形式・成果発表などを行うことで、より深い学びを実現。

■導入効果

オンラインのみでは個人で学習が完結するが、選抜型の教育を行うことにより、講師との直接のやり取りによって、より深い学びを得ることができたり、他の受講者との交流や教育期間での成果を発表することができた。

受講者自身も経営幹部層も、受講前後でどのような変化が現れたのか知ることができた。

■利用者の声

リベラルアーツの学びをきっかけに、仕事の将来に対して、他の受講者と意見を交わすことができた事は、貴重な機会であったと思います。